教職ゼミ

あたしは大学で教職をとっていて、4年生はゼミも必修単位なんだけど、そのゼミがね、興味深いのです。
あたしは教職には就かないのだけど、ゼミには教師になる人も何人かいたり、教育関連のNPOを作りたい人がいたりして、みんなすごく考えが深いのです。
先生もすごく物知りだし。


最近の先生ってすんごい倍率を超えて教師になる割にやる気がなかったり、いろいろ問題があるっぽいけど、確かに先生はドライになっているなぁってのはおもいますね。
効率のいい方法をみつけて、それを使って教えていくみたいな。
でも教師っていうのはやっぱり、生き方みたいのを教えていかないといけないとおもうんです、古いかな?
人の大切な時期に長い間一緒にいて、大きな影響を与えるわけだから、数学の計算をうまく教えればいいってもんではないとおもうのです。その分責任はとっても重いのです。
だからとてもきつい職業だなーとおもいます。
その中で何をより所にするか、みたいな話をしたんだけど、あたしは自分が教師になったとして、何を自分の中の信念にしていけばよいのかよくわかりませんでした。
次世代の子どもたちに何を伝えたいのかもよくわからなかった。
よく就活中に教育関連の企業のときは子どもに何か残したい、笑顔にしたいと言っていたけど、あたしの中に具体的なものはきっと何もなかったのでしょう。
だから落ちたのでしょう。


たとえば子どもを生めばそれは一人の人の人生を背負うということです。
どう生きてほしいか、どんな人になってほしいか、そのためにあたしが何をすべきか、考えないといけないとおもいました。