星になった少年 おすすめしたい度★★☆☆☆

目黒シネマにて、二本立てをみました。
ちょっぴり前のことです。
この「星になった少年」は蒼井優ちゃんが出ているのでみたかったのですが、なんとなくつまらなそうで、みには行きませんでした。目黒シネマでやっているのは運命だとおもい、突然いきました。
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小川哲夢は、家族思いの優しい少年だったが、両親の不和や小学校でのいじめが原因で、内にこもりがちだった。
しかし、ある時両親が経営する動物プロが購入した仔ゾウ・ランディと出会い、その神秘的な力に触れ次第に心を開いていく。環境と天賦の才能により、ゾウの言葉を理解できるほどの資質に恵まれた哲夢は、日本人初の象使いを目指し、タイのゾウ訓練センターへ留学する。

哲夢は言葉もわからない異国の地で、初めは地元の子供達やゾウにさえバカにされる始末だった。しかし己の力を信じ、人一倍の努力によって、次第に人種を超えた友情を築き、ゾウの心を掴み、少年から青年へとたくましく成長していくのだった。
**********************************goo映画より
ねたばれいたします。

けっきょくなんだかよくわからないまま終わってしまった。哲夢くんのしたことってのは、日本ではパイオニア的だし、すごいがんばったとおもうんだけど、映画にするほどのことなのかなぁ?
夢半ばでなくなってしまったのは、ほんとうに残念だけど、それは事故だし、なんか映画にするにはとても中途半端な気がしました。映画の作り方もよくわからないし。現実っぽくしたらタイで象に滝に落ちそうなとこ助けられるし、知らない間にタイ語をマスターしてるし、そのへんが現実味がない。
お母さんとか義理のお父さんとの微妙な関係もちょぴっと触れるだけであっさり過ぎてしまうし、極めつけはよく予告編で流れてた常盤貴子の「うわーーーん」って言う泣きのシーンです。
哲夢くんがどうして像がすきだったかの理由にもっと何かがあるとおもったら、それはお母さんがすきだったから。というもの。え??とおもってしまいました。
お母さんは本気で哲夢くんに嫌われてるとおもっていたのかな?だとしたら、新事実だけど、その辺はみてればわかるような気がした。
優ちゃんの出番もすごいすくないし・・・。4シーンくらいしかない。

監督はドラマ出身の人だけど、だから演出もなんかフジテレビっぽくてすきになれませんでした。

でも哲夢くんが死んだ棺桶に象がくっついて涙を流すとこは泣いてしまいました。
チンパンジーはかわいかったです。