メゾン・ド・ヒミコ


すごくよかったです。
あたしは、この監督&脚本の「ジョゼと虎と魚たち」がすっごくすきなので、期待していたのですが、よかったです。
ゲイのための老人ホームが舞台なんだけど、今回は人間を描いたというか、ジョゼはどちらかというと恋愛なんですが、こっちは“人間”ってかんじがしました。


ゲイとかおかまの人って、すごく明るくてずうずうしいみたいなイメージがあるかもしれないけど、その裏ですごいつらさを抱えているというか、その辺を改めてかんじました。
あたしたちは普通に自分の見かけの性と同じ性格で違う性の人をすきになれるけど、ゲイの人はそうではない。きっとなんで自分はこうなんだろう、なぜ望む姿になれないんだろうとおもっているとおもいます。
それを想像すると、つよいなーっておもいます。


予告編は暗い映画かなぁとおもったんだけど、想像よりはコミカルで楽しいシーンもあります。
踊るシーンがあるんだけど、あたしは笑いながら泣いてしまいました。


3月にはビデオになりますのでぜひみてほしいです。